1960年代、当時アメリカ統治下だった沖縄に配備された核ミサイル「メースB」の発射施設跡を玉城知事が視察しました。
恩納村谷茶にある創価学会の研修道場。

かつてアメリカ軍が配備した核ミサイル「メースB」発射施設跡地に建設され、現在も発射台など基地の様子がそのまま保存、公開されています。
「メースB」は1960年代はじめ、アメリカが開発した中距離核ミサイルで、中国や北朝鮮などを射程に捉え、その威力は広島型原爆のおよそ70倍と言われています。

18日に施設を見学した玉城知事は、管理者から当時の状況について説明をうけたあと、今も残る発射施設や地下の司令室などを確認しました。
玉城知事
「メースBという核弾頭を装備するミサイルの基地が残されているということは稀な例だと思います」
「絶対に核はもちろんですけど戦争はあってはいけないそれを使わせてはいけないとあらためて胸に強く感じました」

冷戦時、沖縄には最大で1300発もの核兵器が配備されていたとされ、その記憶が今も残る恩納村の施設は誰でも見学することができます。








