1万5000枚もの折り紙をつなぎ合わせた「おりがみツリー」の展示が18日、南風原町の病院ではじまり、入院中の子どもたちがクリスマスムードを満喫しました。

小児外来のロビーにお目見えしたのは、高さ7メートルの「おりがみツリー」で、小児科の若手医師らが中心となって入院中の子どもと家族、地域の人々とともに制作しました。

きのうは、ツリーのもとでクリスマス会もひらかれ、病院スタッフが念入りに準備を重ねたパフォーマンスや、院内学級の子どもたちのかわいらしいダンスが披露され、会場を沸かせていました。


▽母親
「保育園も休んで手術に向けてやっていたので、イベントに参加できてとてもうれしかったです」



▽参加した子ども
「ダンスをするのがめちゃくちゃ楽しかったです」

▽母親
「入院生活が長くて、ちょっと元気がないときもあったりするんですけど、きょうはすごく元気で、私もちょっと元気をもらいました」

ツリーはおよそ1万5千枚もの折り紙でできていて、つらい治療を受ける子ども一人ひとりが健やかに過ごしてほしいとの願いが込められているということです。