SDGsについて考えるシリーズ「つなごう沖縄」。今回は、沖縄本島北部で続く伝統行事「シ二グ」です。本部町渡久地では、2025年初めて保存会を立ち上げ、地域の誇りを次世代につなごうと奮闘しています。



沖縄本島北部と奄美などに伝わる豊年祈願の年中行事「シ二グ」。地域によって「シヌグ」「シヌグイ」などとも呼ばれ、儀式の内容も一様ではありません。



地域色豊かな伝統行事を次の世代につなごうと、新たな取り組みを始めた地域があります。本部町渡久地行政区。北部の流通拠点として栄えた渡久地港を中心に発展してきました。



シ二グ本番数日前。公民館では、唄や踊りの最終確認がおこなわれていました。

渡久地の「シ二グ」は、女性たちが唄と太鼓にあわせて厳かに踊るもので、300年以上の歴史があるとされています。