那覇市の国際通りで24日、サイネージ機器の点検中に、外国からの攻撃時などに作動する全国瞬時警報システム、通称「Jアラート」が表示されました。

国際通りに設置されているサイネージ機器は普段、観光情報や広告を表示していますが、非常時には避難情報などの発信に使用されます。
那覇市によりますと、24日はサイネージ機器がJアラートの信号を受信するかを確かめる点検が行われていて、非常時ではないにも関わらず「国民保護情報発令中」などと表示されました。
目撃した人によりますと、点検中であることを示す表示はありませんでした。国際通りのサイネージ機器は、点検の信号を受信すると非常時と誤認しやすい文字情報がそのまま表示されてしまう仕様だということです。
システムを管理する団体は取材に対し、「表記の追加など、運用方法の見直しを検討している」とコメントしています。