「姫島モデル」は長崎・愛媛の離島も導入 パラオにも輸出へ
エネルギーの自給自足を実現する「青空コンセント」は2015年に寺下社長の出身地姫島村へと渡りました。

(寺下満社長)「フェリーで渡ってきた後の二次交通が非常に課題でした。その中でエコな取り組みを含めた電気自動車を使ったレンタカー事業をスタートしたところです」
太陽光発電で充電した電動モビリティーを島内観光に活用するエコツーリズム事業。全国的にも先進的な事例として、取り組みを始め9年目を迎えた今年利用者の増加や排気ガスの削減などが評価され「環境的に持続可能な交通」を意味するESTの交通環境大賞に輝きました。この「姫島モデル」は長崎や愛媛の離島にも導入されさらに広がりを見せています。

(寺下満社長)「姫島の方でこの成功モデルを太平洋の島しょ国にも広げていきたいと思ってます。現在取り組んでいるのがパラオでこちらの方に今導入を進めているところです」
姫島モデルを海外へと去年からパラオでの調査をすすめている「T‐PLAN」。「青空コンセント」の普及で地域の活性化や産業の発展も期待されます。

(寺下満社長)「青空コンセントと、電動モビリティ、地方の課題解決モデルになれるように、他の地域に普及させていって、大分県の産業の発展に貢献できたらなと考えてます」