大分市佐賀関で18日に発生し、住宅など170棟以上が焼けた大規模火災で、火元とみられる住宅から見つかった遺体は、住人の男性と分かりました。

大分市佐賀関で18日午後5時40分ごろ発生した火災では、住宅や空き家など170棟以上が焼け、1人の遺体が見つかりました。

警察がDNA鑑定を進めた結果、遺体は住人の稲垣清さん(76)と判明しました。

火は周辺の山林10か所や、1.4キロ離れた無人島にも燃え移り、焼失面積はおよそ4万8900平方メートルに及び、いまも消火活動が続けられています。