再生可能エネルギーの関心が年々高まる中、大分県の小さな島で確立された、太陽光発電を活用した充電システムが海外からも注目され、海を渡ることになりました。
大分県中津市に本社を構える技術コンサルタント会社「T‐PLAN」は2006年に創業し自動車工場の生産ラインの設計など行いながら、再生可能エネルギーの分野で世界を視野にいれた事業を展開しています。

(寺下満社長)「電気自動車が今後普及する社会に向けて再生可能エネルギーを使った充電器を自主商品として開発してます」

2013年に太陽光発電を利用した小型電気自動車向け充電ステーション「青空コンセント」を開発しました。
(佐藤篤司副社長)「太陽光発電一体型のソーラーカーポートになります。太陽光発電の電力を一旦蓄電池に貯めてこの電気自動車に充電する」
CO2を排出しないこの充電設備を活用することで環境にも配慮した交通システムを確立することができます。
(佐藤篤司副社長)「自分たちで作った電気を自分たちで自家消費するゼロカーボンドライブを実現したシステムになっています」