大分市の老舗弁当・仕出し店「まるみや」が19日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。
帝国データバンク大分支店によりますと、1931年(昭和6年)に創業した「まるみや」は、大分市新川町に本店を構え、仕出し弁当を中心に、日替わり弁当や惣菜、会席料理などを提供。2002年には年間売り上げ約4億8000万円を計上していました。
しかし、同業他社との競争激化により、売上高は伸び悩み、2024年は売り上げが2億5000万円まで減少。大幅な赤字が続き債務超過となり、資金繰りも悪化して事業の継続を断念したということです。
大分市内の新川町店は今年10月31日をもって閉店しており、トキハ店も同年9月30日にそれぞれ閉店しています。
公式サイトでは、工場の移転に伴い、11月1日から当面の間、予約受付を停止していることも案内されていました。
負債は約1億2600万円とみられています。



















