気象庁によりますと、27日午後から28日朝にかけて、西日本を中心に、中国大陸から黄砂が飛来する見込みです。

中国大陸のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠付近では、大規模な砂嵐が発生していて、この砂が上空の偏西風に乗って、日本付近へ飛来すると予想されています。

黄砂は、27日午後から28日朝にかけて、西日本を中心に広がる見込みで、東北や北海道を含め広い範囲に影響を及ぼすおそれがあります。視程(見通しのきく距離)は10キロメートル未満となる見込みです。所によっては、視程が5キロメートル未満となる可能性もあります。

黄砂にはPM2.5などの微粒子が含まれているため、アレルギー体質の方や呼吸器・循環器系の疾患がある方は、不必要な外出は控えるようにして、外出する場合はマスクを着用し、健康への影響に注意して下さい。