それでは次のドアに

「わー、すごく眺めがきれい、そしてこの扉、どこかで見覚えがありますよ」


やってきたのは、日南市にある「道の駅なんごう」。
ここに設置されているのは、去年11月に公開された映画「すずめの戸締まり」で登場した「扉」をモチーフにしたものです。



映画の始まりの舞台は宮崎といわれていることから県建築士会日南支部と日南高校美術部がコラボして制作しました。

(県建築士会・作田耕一朗 日南支部長)「やっぱこういうのができると聖地巡礼というのが始まってこの外浦っていう漁港が見えるんですね、あそこが見えて南郷のこの道の駅のすばらしさがみんなに知っていただくと、ここが日南の観光の宣伝とかというのに役立つんじゃないかなというところでここの場所に設置をした」



扉の傷など映画そっくりに細かく再現されています。さらに・・・

(県建築士会・作田耕一朗日南支部長)「これは地元の飫肥杉で作ってるんです。飫肥杉の産地である日南っていうのも宣伝したくて我々建築士会とかで携わったというところもある」


こだわりが詰まっています。
この日も県外から聖地巡礼の観光客が・・・



(長崎からの聖地巡礼の観光客)「長崎県です。すずめの戸締りの聖地巡礼じゃないですがなんかそんな感じで(扉が)置いてあるって聞いたんでそれで来ました。感動しました。」

思い思いに写真に収めるなどして楽しんでいました。