将棋の藤井聡太七冠(23)は、「王位戦七番勝負」の第6局で、挑戦者の永瀬拓矢九段(33)に勝利し、タイトル6連覇を達成しました。

きのうから東京・渋谷の将棋会館で行われた「王位戦七番勝負」の第6局。

第6局は当初、静岡県牧之原市での開催を予定していましたが、5日に竜巻による被害が出たため、市が災害対応を優先させたいとして、急きょ、対局会場が東京の将棋会館に変更されました。

タイトル6連覇に王手をかけていた藤井聡太七冠は、開幕3連勝のあと2連敗し、挑戦者・永瀬拓矢九段から猛追を受ける展開に。

注目の第6局は、午後7時半ごろに151手で永瀬九段が投了し、藤井七冠が勝利しました。

これで藤井七冠は、“王位”のタイトル防衛6連覇となり、タイトルの通算獲得数が31期で渡辺明九段(41)に並び、歴代4位タイになりました。