9月8日(月)の未明に、日本全国で3年ぶりの皆既月食が見られます。。
今回の皆既月食は、いつから始まり、どのように見えるのか?
MRTのテレビとラジオで天気情報などを担当する気象予報士の野田俊一郎さんに話を聞きました。
野田俊一郎 気象予報士
今度の7日(日)の深夜、日付が変わった8日(月)の未明に、月食があります。
2022年11月8日以来、3年ぶりの皆既月食です。
8日の午前1時27分ごろ(7日の25時半ごろ)に、満月の上の方から地球の影に入って欠け始めて、約1時間後、8日午前2時半ごろ(7日の26時半ごろ)に、地球の影にすっぽり入る皆既月食が始まります。
しっかり地球の影に入った皆既状態は、今回、8日午前3時50分過ぎまで続きます。
8日午前3時35分ごろから、地球の影から出始めて、8日午前4時57分頃、西の空の低い所で部分月食が終わる予定です。
赤黒い独特の色の月を観ることが出来るでしょう。
次は、来年の3月3日に見やすい時間帯での皆既月食がありますが、その日に晴れるとも限りませんので、翌日の学校や仕事に響かないかた、体力に自信のあるかたは、8日午前3時ごろに少し起きてみて、南西の空に独特の赤黒い月を見てみてください。

※MRTテレビ「Check!」9月5日(金)放送分を再構成