【新潟県歯科医師会 佐藤圭一専務理事】
「寝ている間に口の中のばい菌が、唾液と共に知らず知らずに気管から肺の中に入って、通常だとそんなことは起こらないが、元々抵抗力のない避難者だと肺炎誤嚥性肺炎を引き起こしちゃう」

実は、1995年に発生した阪神・淡路大震災における「災害関連死」で一番多かった死因は“肺炎”で、およそ4分の1を占めていました。地震や津波から生き延びても、口のケアができていなかったがために、命を奪われることがあるのです。

今回の能登半島地震でも…
【新潟県歯科医師会 穂苅雅人理事】
「誤嚥性肺炎の診断が通常の3倍に増えている。石川県七尾市の病院で」
それでは、口の異変はどうやって知ればよいのでしょうか?