一方、銃弾は。
今井勝晴さん:
「弾は別の場所ということになっているのでこんな感じ」

鍵付きの金庫に保管しています。
所持する銃弾の数を手帳に記載するなど、法で決められた保管方法に従い、厳重に管理しているということです。
一方、銃の保管と合わせて重要なのが、それを扱う人の見極めです。
精神疾患がある人は法律上、銃を所持することはできないとされていますが、捜査関係者によりますと、青木被告には事件のあとの精神鑑定で、精神疾患の診断が出たということです。
銃器評論家の津田哲也(つだ・てつや)さんは、猟銃が犯罪で使われないためには、まずチェック体制の強化が必要と指摘します。

津田哲也さん:
「一見すると健常者と変わらない方はいくらでもいる訳で、それを精神科医でない通常の内科や外科の医者が診断しても良いという規則ですから、(精神疾患などを)見抜くことはまず不可能」