また、保管を個人に委ねず、第三者の介入が必要だと訴えます。
津田哲也さん:
「犯罪で使用してしまうケースで多いのは突発的な事件。激高してたまたま銃があったのを使ってしまうパターンの事件が多い訳で、手元に銃を置かないというのが一番手っ取り早い方法」

猟銃を銃砲店や射撃場で管理することで、トラブルがあっても突発的に使用できなくさせるほか、銃を持ち出す際の本人の様子を確認できるメリットもあるといいます。
ただ、有害鳥獣の駆除など緊急の場合は、手元に銃が必要な時もあります。
そこで津田さんは一定の特例を設け、一部の人に限定して自宅での所有を許可する形が理想だと話します。

津田哲也さん:
「有害鳥獣駆除の実績を持っているとかそういう人に限って特例で自宅保管もOKだとそういう仕組みがあればいいのでは」
「猟友会における実績や周囲の評判も含めて、許可を出すか出さないか見極めていく必要はあると思う」
事件を受けて、猟銃の管理や規制はどう強化されていくのか。
鳥獣対策などで欠かせないものでもあり、より安全に適切に使用していく方法を考えていく必要があります。