海外での和食ブームもあり、日本のみその輸出は増えています。

2022年に、初めて2万トンを超え、輸出額も50億円あまりと、年々伸びています。
また、醤油も2022年、輸出額が過去最高の94億円を超え、コロナの状況下の落ち込みから大きく回復しています。
東京農業大学・前橋健二教授:
「和食のユネスコ無形文化遺産登録があったように、もっと素材の良さを引き出して自然の健康的な良さを味わう」
「少しずつ進化していって今の日本の発酵技術というのがあるわけで、海外にはない日本の良さ」
塩尻市出身で発酵や醸造学が専門の東京農業大学・前橋健二教授は、微生物が作り出す発酵食品の良さをこう話します。

前橋教授:
「発酵することで微生物が働くことで新しい食品の成分だけでなくて、そこで微生物が作る健康成分というのを作る」
「おいしくなる。そしてもう一つが菌自体が体に入ってよく今言われている腸内環境ですね、腸内環境を整えるってことに菌がすごく役に立っている。そういったことで発酵食品はすごい力を持っていると思います」