みそや醤油など信州が誇る発酵食品の魅力を海外に発信し、観光の誘客につなげようという「発酵バレーNAGANO」の取り組みが、24日にスタートしました。
健康志向が強い外国人からも、注目されている発酵食品。
海外への売り込みに力を入れる製造の現場を取材しました。


須坂市の糀屋本藤醸造舗(こうじやほんどうじょうぞうほ)。

創業は明治2年(1869年)。変わらぬ製法で糀からみそを手作りしています。


本藤浩史(ほんどうひろふみ)社長:
「こちらがみそ蔵になります」
「やっぱり木桶っていうのは、ちょっと昔ながらの古い木の素材ですけど、そこには実はこういう蔵にすんでるね、みそ蔵の独特の菌がたくさんすんでいるって言われてますね。それによってそのみそ屋さんの風味とかね香りが出てるって言われています」

木桶仕込みと天然醸造でまろやかな味わいの「特選みそ」は、9月、台湾へ渡りました。

社長の本藤浩史さんは現地でみそ作り教室も開き、盛況だったといいます。


本藤浩史社長:
「海外の方もね今健康志向ですので、日本のものはとてもヘルシーで体にいいんだっていう、そういう知識がかなりあるような感じがしますね」
「特にヴィーガンとかベジタリアンと言われる方は植物性のものを摂られてるんで、特にお味噌なんかはほとんどね原料が大豆やお米ですので、そういう健康や体にいい、また栄養価もある」
「インバウンドの方も今後も来られるのでそういう方にどんどんどんどん本当の信州のお味噌を紹介したい」