タイトルでドキッ「産まない女はダメですか?」

倉田 タイトルでドキッとして見始めたのが、「産まない女はダメですか?」(テレ東)です。私も子どもがいなくて「あっ、ダメですか」とこのタイトルにすごく目がいってしまったんです。

主人公の女性は毒親育ちで、自分は子どもを絶対に持たない、夫婦2人で生きていくんだと考えていて、夫もそれに同意して結婚生活を続けていたんです。でも、夫がこっそり避妊具に穴をあけて彼女を妊娠させてしまう。妻は、子どもを産まないと決めていたのにという葛藤にさいなまれるストーリーです。

やはり子どもを産む産まないを決めるのは女性の権利で、身体的なことで産めない女性もいらっしゃいますし、妊娠するかしないか、妊娠したときに産むか産まないかを決める女性の権利を、夫といえども軽々しく踏みにじるなという怒りが見続ける原動力だったように思います。そういう女性の権利を強く訴えた作品でした。

影山 「孤独のグルメ11」(テレ東)ですが、今回も好きで全話見るわけです。見ていたからどうだ、見ていなかったら何かについていけなくなる、というたぐいのものではない、習慣性の極みのようなドラマですが、いまだにさびつかないというすごさがあります。これは何やろな。何か新しいことをやっているわけでもないし、松重豊さんのすばらしさなのか、スタッフのチームワークのよさなのか。これからも続いてほしいドラマではあります。