鹿児島港では24日、自衛隊施設以外の民間の港で初めて、護衛艦に弾薬を積み込む訓練が行われました。
鹿児島本港・北ふ頭に停泊する海上自衛隊のイージス艦「あしがら」。自衛隊の統合演習のため、拠点の佐世保から鹿児島港に入港しました。

(記者)「長さ10メートルを超える弾薬がイージス艦へ搭載されます。慎重に作業が行われています」
北朝鮮などから発射された弾道ミサイルを迎撃する「イージス艦」。24日の訓練は、自衛隊の拠点が攻撃されて使えなくなった事態などを想定し、2本のミサイルを積み込みました。

鹿児島港は、自衛隊が訓練などで円滑に使える「特定利用港湾」に去年、指定されていて、民間の港で護衛艦に弾薬を積み込んだのは全国で初めてです。
(護衛艦あしがら 石川将司艦長)「近場で弾薬を再補給できると、作戦海域から離れる時間が減り、大きな意義がある」
日本のミサイル防衛を担うイージス艦8隻のうちの1つ、「あしがら」。内部を取材することができました。














