中秋の名月と岩瀬の渡り
10/6、町野町では中秋の名月が見られました。
町野町は、元々街灯の少ない地域ではありましたが、能登半島地震の影響で多くの電柱が倒れ、震災以前より星や月がよく見えます。
その中でも、月の名所と呼ばれている、町野町東地区では、昔の船着き場である「岩瀬の渡り」付近で、「岩瀬の二体月」が見られました。
 
晩夏以降は雨の日が増える能登地方では、中秋の名月がはっきりと見られることはあまり多くはないのですが、久しぶりにとても綺麗な月と、岩瀬の二体月が見られたと、地元の方がお写真を送ってくださり、私も美しい中秋の名月を楽しむことができました。
町野町の月の名所である岩瀬の渡りについては、「さやけき月の名所の 岩瀬の渡り 澄む水の」と、旧町野小学校の校歌に、まさにこの情景が描かれております。
MRO北陸放送では、被災地の声を集め続ける藤本さんが見つめる被災地の現状をNEWS DIGで、毎月掲載します。
藤本透
シナリオライター。アプリゲーム『ノラネコと恋の錬金術』メインシナリオライター。『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2』のシナリオ執筆に携わるほか、様々なジャンルでの執筆を手がける。石川県輪島市町野町出身で、石川県を舞台に描かれたアニメ「花咲くいろは」の小説版を執筆。2024年1月1日の能登半島地震発生以降、SNSを通じてふるさとの情報を日々きめ細かく発信している。
 
   
  













