石川県輪島市町野町出身で東京在住のシナリオライター、藤本透さんは、現地ならではの情報や行政の情報をまとめ、ご自身の実家も被災しながら、発災から一日も休むことなく、X(旧・Twitter)で発信を続けています。
9/1で、能登半島地震発生から1年8か月、9/21には奥能登豪雨から1年が過ぎました。
ふるさとの今を見つめる藤本さんによる連載記事、第17回目です。※記事の内容は、2025年9月時点のもの(一部10月上旬を含む)です。
輪島市町野町出身のシナリオライター、藤本透です。

私のふるさと、輪島市町野町は、輪島市の東側にあり、今回の地震の震源地・珠洲市と隣り合っています。町野町は、1956年に輪島市に編入されるまで、単独の町として存在していました。集落を中心として地域の人たちが助け合って暮らしている姿は、昔も今も変わりありません。私は、2歳から高校卒業まで、町野町で過ごしました。














