<山形中央vs山形南>後半だけで36点奪った山形中央が勝利
19日に行われたもう一つの決勝戦である山形県大会決勝は、3連覇を狙う山形中央と、3大会ぶり4回目の花園出場を目指す山形南という11年連続のライバル対決となりました。
先制したのは山形中央。立ち上がりからFWで圧力をかけて敵陣深くまで攻め込むと、前半3分、LO・阿部壬葵選手が力強い突破でディフェンスを振り切り右中間にトライ。さらに16分にもトライを加えて12対0とリードします。
一方、FW陣が押し込まれて苦しい展開の山形南は、それでも26分に鮮やかなカウンター攻撃を仕掛けます。自陣の深い位置から思い切ってボールを展開すると、キャプテンのFB・中川昊選手が、90m以上をひとりで走り切って中央にトライ。ゴールも決めて12対7と追い上げて前半を終了しました。
主導権を握りながらも、一瞬のスキをつかれた山形中央。反撃を許しても、選手たちは落ち着いていました。サイドの変わった後半は、さらに圧力を強めて山形南のトライエリアに迫ります。
FW陣がしっかりと前に出てペースを握ると、BK陣は的確な状況判断をみせて、次々とトライを重ねていきます。
キャプテンのCTB・佐竹勇星選手のトライを含めて6トライ。後半だけで36点を奪って、山形南を振り切りました。48対7で快勝の山形中央、3年連続31回目の花園出場です。














