ひと場所105万円の「広告宣伝費」

2024年名古屋場所では、15日間で懸賞を出した北造園ですが、会社が支払った金額は105万円でした。

大相撲の懸賞は1本=7万円です。相撲協会が1万円を手数料として引き、残りの6万円が力士にわたります。

6万円のうち、祝儀袋に入っていて勝ち名乗りを受ける場でもらえるのは1万円です。5万円は力士名義の預金となり、引退時に受け取ることになります。

スポンサー企業の側からみると、1本7万円の懸賞は15日間通して出す必要があります。北造園は1日で1本出すため…

・7万円×15日間=105万円

105万円の出費になります。

懸賞旗は、取組のときに呼出しが持って土俵をまわるほか、懸賞を出した企業の名称やキャッチコピーなどが場内アナウンスで読み上げられます。

8月の大相撲金沢場所 巡業で懸賞が出る場合も

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