“厄払い”の意味もあり懸賞を 3週間の“電車道”で段取りをつける
大の里の取組に懸賞金を出したのは、金沢市の造園業の会社「北造園」です。思うところがあったと社長の北総一朗さんは話します。
北造園・北総一朗社長「なんというか“厄払い”みたいなのも含めて。コロナ禍が明けて能登半島地震もあって、なんかそれなりにあんまりちょっといいことが続いていないときだったので、会社的にも何かひとつけじめみたいなものはそこでできればなと思ったので。大の里関を応援できる方法はないかなと思っていたときに、なかなか地元の懸賞旗を見たことがなかったのでちょっと1回出してみたいなというふうに思ったのが最初」

2024年6月に懸賞を出すことを決めた北社長。相撲協会のホームページを見て調べることから始まり、懸賞旗を制作し手続きを行いおよそ3週間で段取りを終えました。

7万円ほどで作った懸賞旗のデザインはシンプルに「津幡町 北造園」

2024年の名古屋場所で初めて、大の里の取組に懸賞を出しました。
北造園・北総一朗社長「社員のみなさんの承諾を取る前にもう出しちゃったんで、テレビを見て気づいたみたいな感じですかね」