菅副総裁・小泉農水大臣との会談がダメ押しに?
辞任を選んだ理由の3つ目、それは6日(土)夜に行われた石破総理への“説得”です。この“説得”が最後のダメ押しとなったのではないかということです。
武田氏によると、赤沢経済担当大臣や岩屋外務大臣など“総理の右腕”たちは辞任を思いとどまるよう慰留していたと言われていますが、6日夜に菅副総裁と約30分、小泉農水大臣と2時間ほど会談をしたということです。その中で党を割るようなことは避けなくてはいけないという説得があったのではないかということです。
大八木解説委員はこの会談について次のように話します。
(大八木解説委員)「一部報道では、小泉氏が菅氏を誘って官邸に説得に行ったというようなことも伝えられていますし、実は小泉氏は、菅氏が総理として退陣を迷っているときに説得した経緯もある。だから小泉氏が今回石破さんにまたもや引導を渡しに行ったのかみたいなとこもあって、どんな話をしたのか、どう説得したのか注目ですね」