大逆転のチャンスもあった「解散総選挙」
石破総理が辞任を選んだ2つ目の理由として「解散総選挙はリスクがあまりにも大きいから」だと武田氏は指摘。
9月のJNN世論調査では、石破内閣の支持率は前月比0.9ポイントアップの37.7%。支持率が上昇の動きを見せる中、いま衆議院選挙をもう一度行えば、前回より自民党が票を取れるかもしれず、一気に大逆転できるかもしれないということで、解散総選挙も考えていたと言われる石破総理。一方で去年10月の衆院選・今年6月の東京都議選、今年7月の参院選で自民党は大敗しました。
大八木解説委員は、「自分が続投したいから解散、はないでしょう。日本をどうしたいのか、もしくは今の自民党を何としても変えたいというところを打ち出さないと」と指摘。「参院選が終わってから、その新機軸がほぼなかったので、解散総選挙を検討したと言いつつも大義はない」といいます。