求められるのは「総理大臣になれるトップ」
一方で、そもそも自民・公明の与党は衆議院・参議院ともに、過半数割れしている状況。つまり、自民党の新総裁になったからといって、必ずしも首相指名選挙で勝てるとは限らないため、誰をトップにすれば、総理の座も守れるか、ということも判断材料になると思われます。
また、武田氏は、衆議院の議員をイチから選び直す「解散総選挙」という選択肢にも言及しています。
「いわゆるリセット解散と言われているやつです。その中で、また自民と公明で過半数を取れないとしても、どこと組むかをはっきりさせてやろうじゃないかというのが解散総選挙の意味合いです」
石破政権の命運はいかに。総裁選前倒しの意思確認が行われる8日に向けて、党内の動きが注目されます。
(2025年9月5日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)