JNN各局の情報カメラなどでこれまでに光を確認できたのは愛知県より西側の地点。

大阪府や兵庫県。そして山口県や四国の愛媛県でもー

ただ、映像を比較していくと、鹿児島県や宮崎県など九州の南側の地点のほうが、より光が強いことがわかります。

星の館によると、火球が種子島の北東の海上に落ちた可能性があり、そのため南の地域ではより強い光として観測されたのではないかと話します。

星の館 坂井琢成さん
「明るければ明るいほど、燃え尽きずに、地面に落ちた可能性が考えられる」「多分あの民家とか公園とか人がいるようなとこに落ちてたら、すごく騒ぎになってると思うので、海や人里離れた場所にひっそり落ちたのかもしれません」

火球はこれまでに福岡県内で何度も観測されています。

ただ、今回ほど強い光は放っておらず、坂井さんは各地で一斉にみられることも含め、非常に珍しい現状と話します。

星の館 坂井琢成さん
「年に1度見られれば大興奮というレベル。滅多に見られない現象です。鹿児島では周りに影ができるほど明るい。相当明るくて、ここまでのものはかなり珍しいと思います」