新たな試み“天守閣から観覧”

一方、花火大会の開催を予定している杵築市でも、規模の維持に頭を悩ませています。

毎年8月16日に開催される大会は1969年から続き、お盆の帰省客も楽しみにしている夏の恒例行事です。しかし、打ち上げ数は2022年の3915発から、去年は3034発に減少。今年は何とか3000発を維持したいとしています。

杵築市商工観光課 西佑太さん:
「発数事態は年々少なくなってきているが、歴史のある花火大会なので、これからも長く続けていきたい」

そこで杵築市は、新たな試みとして杵築城を特別観覧席に設定。天守閣のほか、城の外階段や展望台を有料の観覧席とし、大会に付加価値を持たせ、資金の確保に乗り出しました。