昨年夏、スーパーの棚からお米が消えた「令和の米騒動」。その影響は今も続いています。今年に入っても米価は上昇を続け、5月にはスーパーでの平均価格が5kgあたり4,285円という高値を記録しました。その後、政府による備蓄米の放出などを受けて価格は6週連続で下落。直近では5か月ぶりに3600円台まで落ち着きを見せていますが、価格は依然として高い水準で、前年の同じ時期と比較するとおよそ1.6倍になっています。

街では「高いお米か外国産のものしかなく、実家から送ってもらって耐えている」といった声や、「毎日食べていたのを、1日おきに別のものにする」などの実態が浮き彫りになりました。何より、価格高騰の理由がわからないことへの不満が多く、「長きにわたって2000円とかでやっていたのに、なんで急に上がったのか、株のように上がったり下がったりせずに。」「情報が断片的なものしか入ってこず、結局何が原因なのか。」と、消費者は混乱しています。

















