コンパクトな間取りの需要が高まる理由

(名鉄都市開発 新美智康さん)
「もともとは4LDK(の部屋)だが、2LDKに設計変更。想定はシニア世代の夫婦の部屋」

マンションの価格が上がっている一方で、1部屋当たりの平均面積は年々小さくなっています。価格を抑えるために1部屋当たりの面積を小さくするしかないという売り手側の事情もありますが、生活スタイルが多様化し、単身者や“終の棲家(ついのすみか)”としてマンションを選ぶシニアが増えていて、コンパクトな間取りの部屋の需要も高まっています。

このマンションの間取りは1LDKから4LDKと幅広く、販売価格は2000万円台から8200万円です。

(名鉄都市開発 新美智康さん)
「(傾向として)面積自体は小さくなってきているというところもあるが、逆にシニアの方が子どもが巣立って2人で暮らそうとしたときに、ゆったり暮らせるという設計」