コスト上昇に悩む事業者

マンションの価格は約10年前から全国的に上がっていて、東海3県の新築分譲マンションの平均価格は10年前の約1.4倍になっています。価格高騰の背景には…
(矢作地所 芝山真明 社長)
「全てを含めたマンションの工事費を考えると、平成1桁から2桁くらいにかけて(2000年頃)が一番安かったのですが、そのときと比較すると単純に3倍から4倍くらいになっていますかね」

資材の価格、運送費、人件費など工事にかかるコストは年々増えていて、事業者も頭を悩ませています。
(矢作地所 芝山真明 社長)
「単純に土地をタダで頂いたとしても、事業ができないエリアがいっぱいある。工事費だけで販売価格がもう(上がってしまう)このエリアで、この価格では売れないだろう。自分も信じられない、こんな時代が来るとは。それくらい工事費のインパクトが強い」