トランプ関税の影響も…懸念される日本のコメ

ギフライスの倉庫には、もう一つ、気になる米がありました…

(恩田社長)「アメリカ産カルローズ。日本のコメよりはちょっと細長い中粒種という形。炊飯して(日本のコメと)ブレンドされたら全然分からないと思う」

ギフライスでは現状は業務用としてしか扱っていませんが、仮に小売業者に販売した場合、備蓄米の販売価格より安くなると言います。恩田社長は懸念を口に…

(恩田社長)「(アメリカに)関税を下げられて、例えば1キロあたり300円とかで入ってくると、逆に日本のコメが余る環境になると個人的に思う」
(大石)「トランプ関税の交渉の行方が、日本のコメの未来を変えるかもしれないですね」

収束が見えない「令和の米騒動」。備蓄米が解決の一手となるのか。はたまたアメリカからの黒船が食卓に並ぶのか。国の対応が問われています。