できるだけ集中してやっているが…すぐには届けられない
ギフライスの場合、初回の備蓄米はJA全農の聞き取りに対して600トンを要望しましたが、割り当ては36トンしかありませんでした。しかし、2回目に放出された備蓄米は230トンの入荷が出来るということです。

(大石)「このコメが消費者に届くのはいつごろですか?」
(恩田社長)「今週入ってきたものを金曜日から出荷する予定」
届いた備蓄米は、精米や袋詰めなどの作業を経て、スーパーなどの小売店に運ばれます。ギフライスでは、できるだけ早く流通させようと、5日程度で出荷する予定ですが、卸売業者にはすぐには届けられない事情もあるようです。


(大石)「備蓄米が入って、すぐ精米して出すってことはできないんですか?」
(恩田社長)「見てもらうと分かる通り、いろいろなコメを精米している。100種類は最低でもある」
(大石)「100種類のコメを取り扱っていて、それを精米している合間に、備蓄米を入れていかなきゃいけないんですね。備蓄米だけとはいかないですか?」
(恩田社長)「できるだけ集中してやっているが、ずっと(備蓄米だけ)というわけにはいかない」

すでにある在庫の精米作業と並行して備蓄米の作業をするため、受け入れのスケジュールや、入荷してからの作業の調整も必要だということです。