窮地に立たされる漁師たち
(漁師(貝漁))「貝は年々少なくなっている。ことしは去年の3分の1くらい。(潜ったとき海が)昔よりあたたかい。昔は冬だと寒くて凍えていたけど、最近はそんなに(寒くない)」

一方、日間賀島の名物の一つ、アナゴ漁師は…
(漁師(アナゴ漁))「アナゴがここ5,6年全然取れない。相場はいいけど、取れないから商売にならない。(今の漁獲量は昔の)半分どころではない、10分の1といってもいいくらい」

クロダイなど、海藻を食べる魚が増え、日間賀島の周りから海藻がほとんどなくなったといいます。
海水温の上昇で、窮地に立たされる日間賀島。そんな中、新たな名物を生み出そうと奮闘する若手漁師がいます。
(北川琳都さん(21))「じいちゃんとおやじの後ろ姿を見て育って、小さいときから魚が好き」

北川琳都さん21歳。日間賀島で生まれ育ち、漁師のおじいさんとお父さんの背中を見て、6年前、漁師になりました。