発がん性が指摘されている有機フッ素化合物=PFAS(ピーファス)。
この物質が河川にどれだけ含まれているかを調べる水質調査が22日、金沢市内の河川で行われました。
PFASは水や油をよく弾く性質や高い耐熱性があり、はっ水剤、界面活性剤、泡消火剤など様々な用途で利用されてきました。しかし、このPFASには1990年代後半から発がん性や免疫力への影響が指摘され始めました。

PFASは非常に分解されにくく、体内に取り込まれると蓄積されていくため、ヒトへの有害性が問題視されています。このため現在は、国際的に製造・輸入が禁止されています。
こうした国際的な動きに同調して国内、県内でも対応策が取られていますが、問題も浮上しています。