2023年10月 岡山県の浄水場で国の暫定基準の28倍のPFASが検出される

環境省では2022年から、全国の河川や地下水などで有機フッ素化合物=PFASの濃度を調べる水質調査を実施しています。

2023年10月には、岡山県吉備中央町の浄水場からPFASが国の暫定指針値の28倍に当たる高濃度で検出されていたことが明らかに。その原因は、取水源近くの資材置き場に放置されていた「使用済み活性炭」と見られています。

このため2024年11月、この水道水を飲んでいる住民に対し、健康不安を軽減するため全国で初めて公費による血液検査が行われました。この事案がPFASの存在をクローズアップさせることになりました。