研究者「これまでに使用、廃棄されたPFASを含む廃棄物からの溶出が考えられる」
金沢大学でPFASの処理技術などを研究している原宏江准教授は、河川で検出された原因について、PFASを含む廃棄物からの流出を挙げます。

金沢大学・地球社会基盤学系 原宏江 准教授
Q.国の暫定指針値は50ng/Lとは?「体重50kgの人が毎日2リットルの水を生涯にわたって飲用したとしても、この濃度以下であれば影響がない濃度で設定されている」
Q.流入の考えられる経路は?「PFASは今、製造・使用が原則禁止となっているので、いま環境中で検出されているPFASの排出源はこれまでに使用、廃棄されたPFASを含む廃棄物からの溶出が一つ考えられる」
今回の伏見川での追加調査をもとに、金沢市では2025年度中にPFASが河川に混入した原因などについて調べることにしています。