瑠奈被告の自宅(去年 札幌市厚別区)

■好きな物にあふれた自宅「持っていることで娘のメンタルが安定」
 逮捕時、足場がないくらい家の中にモノがあふれていたことについては「『瑠奈は死んだ』と言われた時から瑠奈の荷物を移動させたりはしていたが、触ると怒られるようになったため、それも出来なくなりモノの上にモノが重なっていき、10年が経った」

「家にある荷物はだいたい瑠奈のもので、娘はビーズのアクセサリーなど物を作るのが好きだったので、ビーズの天然石や持ち上げられないくらいの水晶やパワーストーンなどもあったし、古着にも興味が出て、袋詰めにした大量の古着を持って帰ってきたり、事件前には、ゲームセンターに行って商品を取って、その色違いも取ったり…とモノは増えていった」

「持っていることで娘のメンタルが安定していたので…」「娘の欲しいモノを持つことでメンタルを安定させていたので、強く『片付けなさい』とは言えず、どうしてもという時はやんわり伝えていた」と説明しました。

家宅捜索(去年)

 そして、「毎日の不安の中で、家では出来るだけ楽しく暮らそうとした」ものの、瑠奈被告がいつ命を絶とうとするか…「わからないと思っていた」と不安な思いも話しました。

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