札幌市南区の自宅に母親と妹の遺体を遺棄した疑いで逮捕された53歳の男が「自分も死ぬつもりだった」などと話していることがわかりました。

札幌市南区の会社員、西東英紀容疑者(53）は、12月11日ごろ、自宅で同居する母親のよしえさん（77）と妹の美雪さん(52）の遺体を放置した疑いが持たれています。

発見時、母親のよしえさんの両手首には切り傷が、妹の美雪さんの上半身には複数の刺し傷や切り傷があり、西東容疑者も両手首などにけがをして一時、入院していました。

取り調べに対し、西東容疑者は「3人で話し合ってから2人を殺した。自分も死ぬつもりだった」などと話しているということです。

警察は、殺人の疑いも視野に捜査を進めています。