2023年、札幌・すすきののホテルで首を切断された男性の遺体がみつかり、親子3人が逮捕・起訴された事件で、12日午前11時から母親の田村浩子被告(61)の7回目の裁判が開かれ、浩子被告への被告人質問が始まりました。

白シャツの上にブルーのセーターを着て、紺のスカート姿で出廷した浩子被告。

弁護人から被害者男性とその家族への気持ちを聞かれると、
「もしこのような事件が起こらなければ大切な家族と過ごす時間がまだ続くと思うし、申し訳なく思う。家族も大切な方を失うことになって、その気持ちを思うと取り返しのつかないことになって大変申し訳なく思う」と述べました。

また、娘の瑠奈被告(30)については、中学入学後、不登校になり、18歳以降は自宅に引きこもるようになったものの、同級生とのトラブルは一度もなく、学校の先生呼び出されたり、注意されたりすることもなかったと話しました。

12日の廷内(札幌地裁)

 

12日の法廷内(札幌地裁)