立花孝志氏の立候補について…「法律が想定しないことやってるが判断は有権者」  

―――兵庫県知事選では、政治団体代表の立花孝志氏が「斎藤氏を合法的にサポートする」として自身の当選を目的としない立候補をしましたが、こうした選挙との関わり方はどう思いますか?

 「このやり方が良いかどうかも有権者が判断するわけです。有権者が良しとして判断することまでを制限するかどうか、ということなのかなと。政治活動って何が正しいかわからないから選挙があるわけじゃないですか。僕も他の政党も賛否両論あって意見も違うけど、民主主義国家は皆さんの一票が一番力があるので、そこで決めようっていうルール。となると、有権者の皆さんがこれも踏まえた上で投票するということを考えると、良い政治活動とダメな政治活動を政治家が判断していいのかなとは思います」

―――吉村新代表は弁護士でもありますが、法律的に見るとどうですか?

 「法律が想定しないことやってると思います。公職選挙法は自分が当選することが前提で、ビラの枚数やポスターの枠が決まってますから。ただ、立花氏のやり方より、何かこれが良い政治活動でダメな政治活動だ、と権力者が決めたりする方が怖いと思います。国会でちゃんと議論して決まればいいですけど。最後はやっぱり有権者の判断じゃないかと。これもわかった上で誰に投票するのか、有権者が最終的な決定権者だと思いますから」