政治家としての『今後』はどう考えている?

―――今後は来年7月に参議院選挙があり、2027年4月には大阪府知事任期満了となります。吉村新代表はこれまで何度も「政治家を一生の仕事にしようとは思っていない」と発言していますが、国政政党の代表としての理想の進路はありますか?

 「今は大阪府知事として任期を与えられていますので、この任期を死ぬ思いで全うするのが役割だと思っています。僕は大阪に育ててもらった、日本に育ててもらったという思いがあるので、自分の長い人生の中でずっとは無理だけど、一定期間は公につくそうと。それでちょっとでも社会が良くなるんだったらやろうと。自分の私利私欲ではなくて公に尽くす。これが大阪に育ててもらい日本に育ててもらった、そして生を受けた者としてやるべきという思いで政治家をやっていますので、任期をまず全うする。その先のことは考えていないです」

―――国政選挙に出ることは考えていない?

 「政治家を一生の仕事にしようとか家業にしようという感覚は全くないです。自分の人生の一時期を公に尽くすという思いやってるので、まずは万博もありますし、きちんと知事の任期を全うします。その先のことはまだ考えていません」