【顔認証改札】“顔パス”で改札を通過する時代に!
駅の「顔認証改札」の技術も進んでいます。“顔パス”で改札を通過する時代が来るかもしれません。JR西日本では、大阪駅(うめきた地下口)と新大阪駅(東口)に顔認証改札を設置し、現在、モニターと社員による実証実験が大阪駅-新大阪駅の間で行われています。また、大阪メトロでも、今年度末の実用化を目指し、社員で実証実験中です。“1日乗り放題券”などから実用化が始まるのではとも言われています。
ちなみに、千葉県佐倉市の「山万ユーカリが丘線」では顔認証改札がすでに今年6月から実用化されています。6駅だけの路線で、一律200円(大人)で乗車できることから、導入しやすかったのかもしれません。担当者によりますと、「磁気切符だけだったので、切符をなくす心配がなくなった」など好評で、高齢者も積極的に利用していて“話のネタ”になっているそうです。
なお、柏村氏によりますと、日本の顔認証技術は非常に進んでいて、インド版のマイナンバー制度「アドハー」の顔認証にも日本の技術が使われています。ただ、日本人はプライバシーを気にする心理的ハードルが高いということです。