【未来の決済方法】スウェーデンでは「体内マイクロチップ」 インドでは「目の虹彩」を利用
未来の決済方法はどうなっていくのでしょうか。柏村氏によりますと、スウェーデンではすでに「体内マイクロチップ」が乗車券などで利用されています。また、インドのマイナンバーには、目の「虹彩」の情報も登録されています。
新しい決済方法が次々に登場していますが、柏村氏は「日本からは当面、現金はなくならない」とコメント。日本は現金を大事にする国で、今年は新札も発行されました。技術はあるが警戒心が強い国民性も影響しているようです。ただ、新しい支払方法は「万博」をきっかけに大きく広がる可能性があるとも指摘しています。
技術の進歩というのは“置いてけぼりの人”を生んでしまう危険性があるため、「選択の余地」を残すことが大事だと、柏村氏は強調します。現金で払いたい人や、店員さんとコミュニケーションを取りたい人が買い物に困らない社会が望まれます。