なぜ「打吹」は選ばれなかった?

なぜ、「打吹」ではなく「至誠」が選ばれ続けたのでしょうか?


市教委によると準備委員会のメンバーは灘手小、成徳小の地区から半々で選ばれていて、最終的には灘手側が「打吹」、成徳側が「至誠」を推す形になりました。

決選投票では、両案ともに同数となり、最後は委員長が「至誠」に決定したそうです。

倉吉市民は
「不自然というか、何のために多くの人に校名を募集されたのかな?と思います」
「至誠で良いとは思うけど、小学生にしてはちょっと難しいような気もします。打吹の方がしっくりくるような気はするけど…」

市民から疑問の声も上がる中、市の教育長は、今回の選考過程について「問題はない」としています。


倉吉市教育委員会 小椋博幸 教育長
「至誠という意味は『この上ない誠実』や『まごころ』だという意味と聞いています。誠実やまごころというのは、新しい学校をスタートしていく上で、とても良い言葉だととらえています」

「この上ない誠実さ」を意味するという「至誠」。
市民がスッキリする誠実な説明は得られるでしょうか。

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