応募件数は「150」と「1」…なぜ?
市教委によりますと、市民から寄せられた341件の応募のうち、実に150件が「打吹(うつぶき)」でした。
対して「至誠」の応募は、わずか1件。
150対1をひっくり返す、まさかのジャイアントキリングが起きていたのです。

これには、市民も…
倉吉市民は
「普通だったら打吹小かなとは思うけど、どうして至誠小になったのかは首をひねるところはあります」
「打吹だという風に思っていたので、あとで聞いてみたら橋田元文部大臣のあれもあったりということで、ただ150対1で、なんでこうなっちゃうのかなというのは正直言ってありました」
倉吉のシンボル「打吹山」にちなむ「打吹」は、公園や地元銘菓の名前にも使われ、市民にはおなじみの名前です。
倉吉市のホームページを見てみると…
小林健和キャスター
「ホームページにはこう書いてあります。『341件の応募があり、119種類の校名案が集まりました。「打吹」「倉吉第一」「倉吉中央」「羽衣」などがありました。』…このなかに「至誠」は登場していませんね」

応募された名前の中から、最初に選んだのは4案。
大津市議によると、1件という「至誠」の応募数自体は、4番手にも入っていなかったということですが、準備委員会の選考によって、どんどん勝ち抜いていったことになります。