神戸ビーフや夕張メロンなど産地名と結び付いた農水産物などを国が登録・保護するGI・地理的表示保護制度。
新たに、宍道湖産のヤマトシジミが登録され、18日出雲市の飯塚俊之市長に報告されました。
宍道湖漁協・渡部和夫組合長
「市長さんにも食べて頂こうと思って持って来ました」
宍道湖漁協の渡部和夫組合長が手渡したのは大粒のシジミ5キロと、レトルトパック10袋です。
パッケージにもGIのマークが入りました。
出雲市・飯塚俊之 市長
(Qシジミはお好きですか?)
「好きですよ、大好きですよ。もう特にこの季節ね」
11月17日付けで登録された宍道湖産ヤマトシジミは宍道湖七珍の1つであり、11年連続で日本一の水揚げを誇ります。
宍道湖漁協・渡部和夫 組合長
「いっそうの宍道湖産ヤマトシジミのブランド化が確立できると。産地偽装が明確になりますので」
GI登録で外国産シジミによる産地偽装の抑止や現在放映中の松江を舞台にしたドラマとの相乗効果も期待されます。
宍道湖漁協・渡部和夫 組合長
「ドラマで、松江市民の血液はシジミ(汁)だって言って頂いて、すごいPRになってます。うちの直売所も注文が殺到してまして。各問屋さんに聞いてもシジミの出が良い」
GI登録は、島根県では4件目、山陰両県では9件目で、漁協では湖の環境保全を通じて資源保護に努める考えです。














