
自宅の蔵で偶然、父の手記『我が思い出の記』を見つけた神田勝郎さんは、手記を通して父から受け取った平和のバトンを継承したいと話します。
「戦争のむなしさ、そしてその悲惨さ…。本当にこれは絶対に忘れてはいけないし、2度と繰り返してはいけない。そういう思いは常に持ち続けていかなくちゃいかんと思います」
「自由に暮らせるありがたさってのは、平和であればこそ可能なわけですから、これはぜひみんなで守って継承していきたいと思います」

第二次世界大戦の終戦から79年がたった今も、世界各地で止まない戦火。
父・正平さんが静かに記した体験記は、平和への強い想いを残しています。