「不妊手術を強制した旧優生保護法は憲法違反」熊本地裁が国に賠償を命じる判決 地裁として初の判断

旧優生保護法を巡る国家賠償訴訟で、熊本地方裁判所は国に2200万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。この裁判は旧優生保護法のもと、不妊手術を強制されたことは憲法違反だとして、県内に住む70代の男女2人が国にあわせて6600万円の損害賠償を求めているものです。判決で熊本地裁の中辻 雄一朗(なかつじ ゆういちろう)裁判長は「旧優生保護法は憲法違反」とした上で、損害賠償を請求できる20年という期間=除斥期間(じ…